鍋cadにはリジットタップ設定がありますが、
鍋cadでM29(ロボドリル)で同期タップする場合
/////////////////////
%
O100
(T04 P1.0TAP-6 H04)
G00G40G49
G91G28Z0.0
G90G54X0.0Y0.0 ← 一個目タップ位置
T04M06G49
N0010(T04 P1.0TAP-6 H04)
G90G54G00X0.0Y0.0
G43Z50.0H04M01
M29S300
M08
G99G84R10.0Z-10.0F300
G80Z50.0
G90G54G00X50.0Y0.0← 二個目タップ位置
G99G84R10.0Z-15.0F300
G80Z50.0
G00G90Z50.0M09
G91G28Z0.0M05
G49
G90G53X100.0Y0.0
M30
%
/////////////////////////
上記はタップM6を2か所、深さ違いで加工するデータです。
でこれで加工すると2個目の穴のタップ時にタップが停止したまま、
下に降下してドン突きをしてしまいます。
実際、加工者がメり込んだタップを取るのに苦労したそうです。
私が見る限り、ツールにもダメージがいっている様な感じでした。
M29による指令の場合、データ「G80Z50.0」位置でどうも
「M29S300」だけがキャンセルされるようです。
ですがM29「だけ」をデータから抜いて実行すると正常動作致します。
同期タップでも頭文字に「M」を使用している他機種でも同現象が起きている可能性もあります。
同期タップの場合だけ、G84の前にM29S300等の挿入仕様にお願いいたします。