お世話になります。NCデータを作っていて、わからないことがあるので、ご存知の方、教えてください。円弧をNC出力する時に鍋CADではだいたい?Rで表記していると思いますが私の勤める会社にはもう一台CAMがあるのですがそれはIとJで表記しています。取説を読むとどちらも同じ意味と書かれていますが、ではなぜIとJで円弧を表記するのかがわかりません。IとJを使用した場合はその分だけデータ容量が大きくなりDNCで出力しなければいけなくなるかもしれないのにIとJを使う利点がわからないんです。今まで何も考えずに使っていましたが、この2つの違いがもしあれば教えてください。よろしくお願いします。
これは旧型制御装置との互換をとるために残っている表記なんです。R指定の円弧補間が出来る様になったのは6M(30年位前)からであり、それ以前の3000Cとかでは、IJでしか指定できなかったのです。その当時の機械がまだ残っているため、IJも残さざる得ないのです。ちなみに、FANUCの30とかはG02,G03補間では1/4円以上の円弧が補間出来ない為に、円を一周するのに4ブロック必要でした。それ以前の5Mとかでは円弧補間そのものが無く、G01での直線近似で円弧を動かしていたんです。今では考えられない事ですが、固定サイクルもG81とG84しかありませんでした。
ご回答ありがとうございます。なるほど、謎が解けました。このような質問にも答えていただき、本当にありがとうございました。m(__)m