標準NCカスタムマクロ
マクロ名 | 参考図 | 解説 |
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倍速穴開けA | 通常の固定サイクルと違い、指定深さによる動作変更が可能で、無駄な動作を無くす事により、最大200%近くに穴開け速度が向上します。 Aまで、ノンステップ(G81モード) Bまで、ペッキング動作で開ける(G73モード) Zまで、R位置まで戻ながらり開ける(G83モード) 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 R2.0 Z-55.0 F80.0 Q2.0 A-10.0 B-35.0 |
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ヘリカルねじ切りA | ヘリカル補間オプションが無いNC機械にて、直線近似を用いヘリカル加工を行います。穴底にアプローチを行い、ダウンカット(左廻り)にてネジを切り上げます。 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 Z-30.0 U0.0 W32.0 D10.0 Q3.0 T2.0 F120 Z=ネジ切り開始座標(F1000でアプローチします) U=ネジ切り終了Z値 W=ネジ径 D=補正値(工具半径) Q=ネジピッチ T=円の分割角度(10にすると36角形になります) F=送り速度 |
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ヘリカルねじ切りB | 上記「ヘリカルねじ切りA」のヘリカル切削対応機(G03I-10.0Z-2.0)用バージョン | |
ヘリカル穴開けA | ヘリカル補間オプションが無いNC機械にて、直線近似を用いヘリカル穴加工を行います。ダウンカット(左廻り)にて穴を繰り広げます。 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 R2.0 Z-11.0 W30.0 D10.0 Q2.0 T10.0 F120 R=アプローチ位置 Z=穴の終了位置 W=穴径 D=補正値(工具半径) Q=切り込みピッチ T=円の分割角度(10にすると36角形になります) F=送り速度 |
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ヘリカル穴開けB | 上記「ヘリカル穴開けA」のヘリカル切削対応機(G03I-10.0Z-2.0)用バージョン | |
丸穴面取りA | 丸穴の面取りを行いますが、自動で円弧切り込みを行い、スムーズに切り込みます。 工具径補正(G41,G42))を使わないので、中心まで戻らずZを切り込み点から直接引き上げるので、加工時間が短縮します。 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 R5.0 Z0 W18.0 C0.5 D6.0 F120 R=アプローチ位置 Z=面取り高さ W=穴径 C=面取りサイズ D=補正値(工具半径) F=送り速度 |
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テーパー雌ねじ | テーパー雌ねじ加工を、底からダウンカット(左廻り)にてネジ切りを行います。 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 R5.0 Z-16.0 U0.0 W32.0 D10.0 Q2.0 A10.0 T5.0 F120 R=アプローチZ位置 Z=ネジ切り開始位置(底位置) U=ネジ切り終了Z値 W=ネジ開始径(底部) D=補正値(工具半径) Q=ネジピッチ A=テーパー角度 T=円の分割角度(10にすると36角形になります) F=送り速度 |
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テーパー雄ねじ | テーパー雄ねじ加工を、上からダウンカット(右廻り)にてネジ切りを行います。 呼び出し例 (※呼び出す前に位置決めを行っておいて下さい) G65 P9000 R5.0 Z-17.0 U0.0 W25.4 D8.0 Q2.0 A10.0 T5.0 E35.0 F120 R=アプローチZ位置 Z=ネジ切り深さ(底位置) U=ネジ切り開始位置(上面) W=ネジ開始径(上面) D=補正値(工具半径) Q=ネジピッチ A=テーパー角度 T=円の分割角度(10にすると36角形になります) E=切り込み位置の距離(X+限定) F=送り速度 |