環境機器 Q&A (良く頂く質問)


高額な修理の予算が取れずに破砕機が2年前から停止しているのですが、後行程の除塵機が掻き上げるし渣の量が多過ぎて困っています。低価格で修理が出来ないでしょうか?
それと、うちの破砕機は本物でしょうか?

状態を見ないと何とも言えないのですが、刃物だけの交換で済む物なら、部品は販売しますので、なじみの設備屋さんに交換して頂ければ、かなり安く(メーカー?提示価格の1/2以下)出来ると思いますし、本体側も痛んでいる様なら、オーバーホールのご相談も承ります。
また、頂いた写真によると、本体のロゴに「Chicago Pump」の名前があるので、本物のOEM品です。


コミニューターとは1企業の商標と思っていたのですが、違うのでしょうか?、それと輸入品なのでしょうか?

はい、違います。英語の直訳では「粉砕機」であり、ミキサーの様な総称です。
特に下水動業界で呼ぶComminutorとは1軸の下水用破砕機の事を指しますが、イギリスで100年以上前に開発された物であり特許も当然切れていますので、その技術を流用することも可能でしょうが、本体丸ごとの複製は許されません。
しかしながら、日本に設置されているコミニューターの90%は偽物です。何故ここまで偽物がはびこったのかは、輸入商社及びサービス会社を装ったCS社が、国内で作った偽物を輸入品に見せかけて販売しているからであり、一般の目では見分けが付かないからです。今流行の偽装そのものなのです。
戦後及び高度成長期のどさくさ紛れには黙認されていた行為かもしれませんが、一応先進国の仲間入りをした今となっては非常に恥ずかしい事です。


昔はNK社とかAK社の国内メーカーも破砕機を作っていましたが何故なくなったのですか?

NK社はオリジナル企画の製品、AK社はChicagoPump社からの正規OEM品だったのですが、市場規模が小さくなって撤退したのと、輸入品の偽装を行っているCS社が、競合他社の互換品を作り廉価版と称し、誹謗中傷及び値崩しを行い、市場から排除したからです。
退場させた後は「お困りでしょう」と善人ぶり、その互換パーツを高く売りつけると言った姑息な手段を使い、市場をCS社が浸食していったのです。

余談ですが、元々CS社は当時の建○省の○人とも関係があった様で、悪代官と組み市場を掌握・女中は妾兼用・番頭達への醜い虐待と悪の限りを尽くす越後屋の茶番劇が今も続いている訳です。また哀れなのは丁稚をかばう番頭が越後屋の令により、その丁稚から背中を刺されると言った極悪非道がまかり通る、もはや腐りきったCS社に更生の道は無いのです。
もうぼちぼち水戸黄門の出番なのではないでしょうか。

ちなみに、このブラック企業の社長は、取り巻きに「経営の天才」と呼ばせ上記の手法により、個人資産100億だそうです。


長尺の細目除塵機(スクリーン)を設置していますが、故障率と修繕費が高く予算が下りないので止めています。とりあえずは固定スクリーン付きのバイパスを通過させていますが、何故ここまで壊れるのでしょうか?

元々の設計が2〜3mの除塵機をそのまま長尺にした為に絶対的な機械強度が不足している為です。5m以上の細目除塵機でまともに動いている話は聞いたことがありません。解決策として、除塵機能部は短尺の除塵機に交換、水に浸からない搬送部はベルトコンベアに変更する事をお勧めします。故障率及びトータルコストが格段に低下します。


破砕機のベース部の事なのですが、ドラムが入っている部分が摩耗していて、ごみを噛み込んで良く停止してしまいますが、寿命なのでしょうか?

国産の偽機械の事だと思いますが、本物であるシカゴ・ポンプ社製の写真をご覧下さい。(左)

オリジナルのコミニューターは、そのベースシール部(A)が金属製の別部品に分割されていて、消耗品として簡単に交換できる様に設計されています。

偽機械の場合は、ゴムで簡易的に塞いだり、ベースシールが省略されていますので、ベースキャスティングごと交換しなければなりません。

【A】:ベースシール 【B】ベースキャスティング

オリジナルである、シカゴ・ポンプ社製は細部に渡り長年の経験と実績が製品に反映されていますが、国産の偽機械の場合は、外見上真似しただけの粗悪品でしかありません。
また製法も、部品図が無い為に現物を反転コピーして鋳型を取る(現型)と言った原始的作成方法には呆れるばかりです。
今後の御購入時には十分ご注意下さい。

ちなみに、この偽装会社は何と、この粗悪な偽物で100億以上の暴利をむさぼったとか・・・大切な税金を、こんな会社に搾取されるのは、もう止めましょう。

参考資料 cp_comminutor_bulletin.pdf

※下水道関連でCPのロゴを意味も解らず使っている業者が居ますが、ChicagoPump社の略称です。


うちの破砕機も偽装品らしいのですが、他の現場でも調べたいので、入っていそうな現場を教えて頂けないでしょうか?

下記リストを参考にして下さい。地区以下はコミュニティ・プラントです。
また、本物か偽物かの見分け方としては、本体に ChicagoPump 又は J&A のロゴが入っていない物は偽物です。

偽コミニューターによる被害自治体リスト ※約2,500ヶ所程ありますが、これでもほんの一部です。

偽装品を製造販売しているCS社は「勝てば官軍」とか言いつつ、今問題の「円天」と同じで、長年人を騙していると罪悪感まで麻痺し、善悪の判断すら付かなくなっているのです。
このサイトでは、こういった社会悪までも浄化したいと考えています。

しかしながら、全国数万ヶ所に及ぶ公共施設へ、偽装機械が納入されているのは異常な事であり、こんな悪徳業者を野放しにしている、下水道コンサル及び下水道事業団の監督責任も問われるのではないでしょうか。
全国のオンブズマンは住民監査請求をやってみては如何でしょうか。


破砕機の修理を行っている管理会社の者ですが、破砕機の櫛刃の取り付け穴がボロボロで、交換の為に外したのはよいのですが、取り付けネジが利かなくなっています。また、ボディー全体も白い粉を吹いていて、ガサガサしています。まだ5年も経っていない物なのですが、何故この様な状態になったのでしょうか?メーカーに問い合わせても曖昧な返事しか返ってこないので、役所への報告に困っています。


それは、アルミ製の偽商品だからです。軽いのを謳い文句に販売しているようですが、下水道機器に耐食性の悪いアルミの素材を使うのは、通常の機械設計では考えられない事です。
AC−7Aと言うアルミの中では、やや耐食性の高い物でしょうが、所詮アルミはアルミ、腐ります。
ペンキを塗ったとしても、出荷時の化粧程度とお考え下さい。極端に塗着力の弱い材質なので、すぐ剥げてしまいます。汚水中の悪環境であれば1ヶ月も持たないでしょう。
焼き付け塗装かアルマイト処理を施せば多少持つのでしょうが、サンドブラスト中と同じ状態である、砂混じりの破砕環境では、表面処理は何の意味も持ちません。ボディー自体に耐食性及び耐摩耗性の高い素材を使わない限り問題は解決しません。

また、シャフトも揺さぶってみて下さい。かなりグラついているはずです。ベアリング挿入部の穴が大きくなって、ベアリングが遊んでいるのです。アルミの場合軽荷重しか受けられない素材ですから、重荷重を受けると変形して、穴が大きくなってしまいます。機械強度の観点から見ても、アルミは破砕機には不適切な材種と言えます。

携帯機器及び航空機部品であれば軽さは重要ですが、破砕時の衝撃及び振動を吸収するには、自重がある程度有った方が、安定した破砕が行えるのは機械工学の常識です。力士と同じで重い方が有利なのです。
世界中を見渡しても、アルミ製の破砕機は他に事例がありません。全くの無知か故意に寿命を短くして入れ替えを促す悪徳商法のどちらかではないのでしょうか。


コミニューターのコピー機を作っているのは東京の新宿にあるCS社だと思いますが、何故数十年もの間偽装が発覚しなかったのでしょうか?
日本全国民から血税を搾取するとは、日本の犯罪史に残る程の重罪だと思います。


はい、国賊なんです。
事の始まりは、コミニューターの輸入商社に勤める従業員達が、自分らで会社を興し元の勤め先を潰してからです。それを企てたのが現CS社の社長なんですが、事業が軌道に乗ると、不要になった仲間を一人ずつ首を切り、経営権を握った訳です。
そして、輸入品のサービス会社を名乗りながら、裏で偽装品の作成を始めた訳です。オリジナル輸入品とコピー品を混ぜながら販売していたので、第三者からは偽装を見破ることは難しかったと思います。

当時オリジナル輸入品の「写し」をやらされた設計士も、偽装品の量産化の目処が立つと首になっています。
要は、言葉巧みに利用するだけ利用して、裏事情を知りすぎた人間は、次から次へと首にする、証拠隠滅を行ってきたから発覚が遅れた訳です。

この会社の体制は、現在の北朝鮮によく似ています。「警察に捕まらない範囲であれば何をやってもいいんだ」と豪語する暴君の令により、偽造・ねつ造・乗っ取り・略奪・はめ込み・裏切り・首切り・・・と悪のデパートでも目指しているのでしょう。企業と呼ぶには程遠く、金だけを崇拝するカルト集団が適切な呼び方かもしれません。
しかしながら、いつの世も必ず悪(虚業)は滅びます。


今度沖縄の米軍基地向けに、大型の破砕機を納入しなければならないのですが、入手可能ですか?


何故か解りませんが、沖縄県の「米軍施設キャンプハンセン」等米軍基地には大型の破砕機がかなりの台数設置されています。
しかし、上記の例外に漏れず全て偽物です。残念ながら国内で入手可能な物は偽物以外ありません。偽物と解っていて納入するのも後々問題が考えられますので、本物を直接輸入されてはいかがでしょうか。

●オリジナルであるChicago Pump社が存在します。

●Jones & Attwood社はなくなりましたが、G.E.T Industries社が自社製品を改造して互換性を持たせた物を提供しています。
この機種名一覧で、4R,7R,10R,15R,25R,25RMと、日本国内で偽造されている機械は名前までマネをする、いわゆる偽装品だと言う事が、お解りになると思います。国産偽装品は、このJones & Attwood社製になりすましている訳です。

バッタ物でない正規品を輸入される事をお勧めします。機械物専門の輸入商社もありますので、必要であれば、ご紹介も可能です。この円高の折、輸入した方が安いのではないでしょうか?

※Chicago Pump社製とJones & Attwood社製が同じ設計なのは、正式なノックダウン生産による物であり、両方とも本物です。

また、現在弊社では互換部品しか取り扱っていませんが、オリジナルの本体設計を現在行っており、中型までですが海外生産も行う予定です。東南アジア諸国の下水道インフラ整備はこれからであり、必要であれば日本への輸入も視野に入れています。


偽コミニューターのメーカー名がスカラベ○○とかに変わっているようですが、別のメーカーなのでしょうか?、またホームページを探しても存在しないとは不思議に思います。

まあ、タヌキがキツネに化けただけであり、中身は全く同じです。カモフラージュしているのでしょう。
今時ホームページが無いのは怪しい証拠です。特に海外から見られるのが都合が悪いからでしょう。


頂く質問の殆どは、予算が取れないとお悩みの下水道課の職員様からのご相談です。
とりあえず、最近頂いたご質問への回答例ですが、順次追加して行きます。
また、匿名でのご質問にはお答えできませんので、ご注意下さい。

※この回答は全て弊社の持論であり、例外も当然あり得ます。
※ この活動は複数のサイトに渡り行っています。