Q&A (良く頂く質問)

クリアCa編


以前システムキッチンの蛇口の汚れ(水垢の塊)を落とそうと、色々な洗剤で試しましたが、落ちなかったので金属製のブラシで無理矢理落としたのは良いのですが、傷がたくさん入り、結局蛇口ごと交換する事になってしまいました。
この洗浄液は本体の金属部を本当に痛めないのでしょうか?
蛇口と言っても5万円したので、おいそれと交換も出来ませんので心配です。

金属製のブラシは「ワイヤブラシ」と呼びますが、材質が鉄等のブラシは、蛇口の母材であるステンレスより硬いので傷を付けてしまいます。
このクリアCaは、柔らかいハケ又は筆で塗り、化学的に溶かしますので、機械的な力は不要です。
安心してお使い頂けますが、用心の為に目立たないところで試してから、全体に塗って下さい。

ホームセンターで売っていた洗剤(研磨剤系?)で試みたのですが、隙間に入り込んだ水垢が落とせません。
蛇口を分解してまで落とさない限り落ちないのでしょうか?

クリアCaはさらさらした溶液なので、わずかな隙間でも浸透して洗浄します。蛇口を分解する必要はありません。
洗浄例を見て頂くと解りますが、細かな網の目にも浸透して隅々までスッキリと洗浄します。
業務用としてプロの掃除屋さんも使っていますので、その効果には定評があります。

クリアCaは劇薬の部類に属する薬品だと思いますが、取り扱い上の注意点等ありますか?

クリアCaは毒物、劇物に指定されないカルシウムスケール溶解剤です。取り扱い者に資格も必要なく、誰でもお使いいただけます。
刺激性が少なく、短時間であれば原液に指を浸しても大丈夫です。(手荒れの原因になるので、すぐにすすぐ必要はあります)
また、フッ素化合物等の毒劇物を含みませんので中和処理を行うだけで排水可能です。
但し、他の薬剤と混ぜて使用出来ないのと、子供の手の届かないところに保管して下さい。

使用後の廃液はどの様に処分したら良いのでしょうか?

業務用で数十リッター使う場合は専用の中和剤を販売しておりますので、中和後に下水に流して下さい。
但し、個人使用で1リッターとか少量の場合は炭酸カルシウムを分解した段階で中和されますし、元々業務用としてとしてトイレの洗浄(水垢+尿石の分解)にも使われていますので、トイレに流しても問題有りません。
また、洗浄後でもpHが低い場合(3以下)は、まだ使えますのでポリタンクに移し、次回の洗浄にお使い下さい。

クリアCaを使ってみたのですが、全く効果がありません。何か使い方が悪いのでしょうか?

大ざっぱに分けて水垢の種類は以下の4種類があります。

1.カルシウムスケール(石灰質)
2.シリカスケール(ガラス質)
3.温泉スケール(石灰+鉄+イオウ質)
4.スライム(バクテリア・カビ・藻類)

クリアCaで溶解できる物はカルシウムスケールのみです。関西方面に多いとされるシリカスケールには全く効果がありません。
以下の写真はクリアCaにての貝殻(カルシウム)溶解実験ですが、投入後激しく反応し、5分経過で右の写真のように溶け、約10分でほぼ消滅しました。
       
※短時間であれば、直接手を浸ける事ができるほど刺激の少ない薬品ですが、あくまでもテストであり、直接触る事は避けて下さい。
※シリカスケールを溶解するのは難しいのですが、剥がすことは可能です。現在「クリアSi」なる、シリカスケール剥離剤の販売も企画中です。
エコキュート洗浄キット編


何故ヒートポンプの洗浄が必要なのでしょうか?

地下水の場合硬度が高く(ミネラル分が多い)温度を上げると、飽和点が下がり結晶が析出します。よくポットの底に白く固まった物がカルシウムスケールです。
エコキュートの熱交換部も80度以上に加熱する為局部的に堆積します。そして、水の通りが悪くなり最悪閉塞状態になり、機器の交換を迫られます。最短9ヶ月で閉塞したケースもあり、高価な機器なので侮れません。
定期的な洗浄は機器の寿命を確実に延ばします。
また、硬度の高い水道水も実在しますので、水垢の付きやすい水道水の場合も洗浄を行った方が、熱交換効率及び機器の寿命を延ばします。

左下の写真は設置後1年で壊れたエコキュートの内径12mmの配管の断面です。さらに細く複雑なヒートポンプ内の熱交換機が閉塞している様子は容易に想像できます。
右下の写真は摘出した石のように固いスケールです。

       


地下水対応のエコキュートなのですが、洗浄をする必要があるでしょうか?
タンクの水抜きは3ヶ月に1回程度行っております。

最近販売が開始されました地下水対応の物でもカルシウムスケールは付着します。従来の熱交換部は効率を重視して複雑な形状をしていましたが、地下水対応の物は直管を使用して、水の流れる有効面積を増し、詰まりにくくした物です。
長期間の使用にて析出されたカルシウムは閉塞まで至らないまでも、断熱効果を持ってしまい熱交換効率が落ちてしまいます。最近電気代が上がったとか、ヒートポンプの稼働時間がやけに長くなったと感じた場合は、洗浄を行う事により購入時の性能に戻ります。
参考値ですが、熱交換機の伝熱面に0.3mmのスケールが付着すると、エネルギー消費が20%も増えてしまいます。

また、こまめなタンクの水抜きは機器の寿命を延ばしますので必要ですが、ヒートポンプに析出したカルシウムの除去は出来ませんので、定期的な(1〜3年に1回)洗浄も必要です。

エコキュートのリモコンに洗浄ボタンがあるのですが、この機能が付いている物は洗浄の必要は無いですよね?

そのエコキュートは追い焚き可能タイプで、ボタンを押して洗浄するのはタンクユニット側の熱交換機です。ヒートポンプ側の洗浄は行いませんので、別途洗浄する必要があります。
参考URLを見て頂くと解りますが、タンクユニット内とヒートポンプ内の熱交換機は別物です。
それと、熱交換機(異形銅管)は複雑で狭く長い距離を、過熱しながら通過しますので、カルシウムスケールで詰まりやすい訳です。


クリアCaを使って洗浄しても、ヒートポンプに悪影響は無いのでしょうか?

通常金属は酸で洗浄すると腐食されますが、クリアCaには腐食を防止する薬剤が配合してあるため一般の酸に比べその腐食性は軽微です。ヒートポンプの閉塞からすれば洗浄することをお勧めします。

腐食度試験結果
試験液\温度 20℃ 60℃ 80℃
塩酸 4.40 56.40 55.80
硫酸 4.50 53.80 60.60
クリアCa 0.08 0.59 4.80
試料:普通鋼 濃度:15%
時間:72時間 腐食率:72時間後の重量減/試験前の重量(%)


注意事項としては、上の表で解るように、洗浄温度が高くなると腐食率が増しますので常温でお使い下さい。
また長時間のご使用は避けて下さい。pH試験を行いながら炭酸カルシウムが除去出来た(pHが高くならない)場合は、速やかにすすぎを行って下さい。


我が家のエコキュートには貯湯タンクとヒートポンプユニットの間に止水栓がありません。どこで繋いだら良いのでしょうか?

通常エコキュートのメーカーでは止水栓の配置をメンテナンス上必須としているのですが、施工屋さんが面倒がって止水栓を省く場合があります。その場合は貯湯タンク側にバルブを追加して下さい。



エコキュート対応 止水栓・バルブ V66B-13


pH試験紙を買いたいのですが何処で買ったら良いのでしょうか?
また、正確なpH値はどうすれば測定できますか?

pH試験紙はちょっとしたホームセンターか観賞魚店ならあると思いますが、amazon等の通販でも販売しています。
PH試験紙 pH1-14

正確なpH値は試験紙ではなく、pH計を用いれば測定できます。
佐藤計量器(SATO) ポケット型 ph計  SK-630PH